1. 予想以上にかかるコスト
まず初めに挙げるのは、「ドリンク1杯の値段で場所を借りられるからお得」という考え方。しかしながら、400円前後のコーヒー1杯では、2時間程度が限界ではないでしょうか。時間が足りず2杯目を注文したり、1日に2度利用したりする場合は800円。そのときは少額に思えても、20日間で計算すると16,000円にもなり、かなりの経費負担です。仮の仕事場としては割高だという意見を多く耳にします。
2. 直視すべき生産性の問題
いざ仕事をしようとカフェに入ったが空席が見つからず、やむなく別のカフェを探す羽目に。そんな時間ロスを抱えてしまうリスクが常に付いてまわります。さらに長時間座りっぱなしの仕事に適したテーブルとイスかどうかも気になるところです。もちろん、電源確保も忘れてはいけません。ノートパソコンのバッテリー切れとともに仕事も強制終了となってしまいます。そもそも雑音が多い場所で生産性を向上し続けるには、人並み外れた集中力が必要になりますし、お店へのマナーの観点からみても、長く居座ることはなるべく避けるべきと言えるでしょう。
3. 最重要課題は、やはりセキュリティー
意外と多いのが、パソコン画面が丸見えのまま作業をしている人です。同業他社が多いオフィス街のカフェでは無防備かつ危険極まりない行為と言われても仕方ありません。無料提供されているWi-Fiにアクセスすることが、盗聴や傍受の危険性をはらんでいることを認識している人はどのくらいいるでしょうか。情報漏洩を甘く見てはいけません。ほかにも、カフェの客に内容が筒抜けとなる携帯電話での商談やテーブルいっぱいに広げる行為は、情報流出に直結する行為と見なされても仕方ありません。
いかがでしたか。次回は「カフェスペースを仕事場にしている人に知ってもらいたいコワーキングという新しい選択」について書きたいと思います。
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