2020年に猛威を振るった新型コロナウイルスの流行がきっかけとなり、それまで主流だったオフィスに出勤し対面で仕事をするというスタイルは変化し、テレワークを導入する企業が増加しました。今回は、世の中がコロナ前に戻りつつある今も在り続けるテレワークが浮き彫りにした課題について、お調べしました。
1.コロナ前、コロナ後の働き方の変化
日本生産性本部が実施した「働く人の意識調査」によると、テレワーク実施率は2020年5月には31.5%だったものが、2023年1月には16.8%まで減少しています。しかしながら、コロナ禍収束後もテレワークを行いたいかという質問に対して前向きな回答をした人の割合は2020年5月62.7%→2023年1月84.9%と増加しています。このことから、テレワークを肯定的に捉え、会社に出社しなくても満足のいく仕事をリモートでしたいと考えている人が増加傾向であることが伺えます。(第12回働く人の意識に関する調査)
2.テレワークにおける課題
テレワークを希望する人が増えた一方で、テレワークする人が抱えている課題も顕著になりました。前述のテレワーク普及率が30%を超えていた2020年と2023年現在を比較しても、同様の課題が残されたままになっていることが判ります。特に、部屋、机、いす、照明といった物理的なものやWi-Fi等の通信環境に不満を感じている人の数は減少していません。仮にレンタルオフィスを利用したとしても、施設によっては快適な環境とワークスタイルにマッチするプランが揃っていないことがあります。例えば、ウェブ会議を行う専用スペースが設けられていないパターン。共有スペースでイヤフォンをしてウェブ会議をするとなると、周りの方の集中できる環境を奪ってしまうことに気を取られたり、同じタイミングで自分もウェブ会議をしなければならない場合には、お互いの話し声が邪魔になり集中できない状況に陥ったりするかもしれません。このような施設の環境下で仕事することは、周囲の方にとっても自分自身にとっても最適ではないと言わざるを得ません。リモートワークをするための環境整備は、意外と手間がかかり困難を極めることが多いのです。(第12回働く人の意識に関する調査)
3.環境が整うレンタルオフィス選びを
これらを解決するのが環境面でも働き方にマッチするプラン面でも「最適」を備えたレンタルオフィスです。SYNTHでは個室内の机、いす等の什器が完備されているのはもちろん、快適に過ごせるラウンジスペースもご用意しております。ラウンジの全てのお席にはコンセントをご用意、パソコン等電子機器を使った作業に手間なく取り組めます。携帯電話ご利用の際にはプライバシーを守るテレブースの利用が可能です。個室内での作業がはかどらないときにこのラウンジへ移動するとリフレッシュできるとお客様から嬉しいお声をいただいております。SYNTH内は通信環境が整備されているためいつでもWi-Fiを利用いただけますが、個室内では有線LANのご利用も可能です。安定したインターネット環境でお過ごしください。
また、予約制の会議室もご用意しておりますので、こちらもご利用いただけます。
4.働くスタイルに合わせたドロップイン
自宅や職場での仕事環境に問題はないが、たまには場所を変えて働きたいと考えている方には1日単位でご利用いただけるドロップインが便利です。JR大阪駅から徒歩5分、SYNTH×Bussiness Airport西梅田ブリーゼタワー店では、開放感溢れる1階ビジネスラウンジを平日9時から18時の間の最大9時間を1日あたり3,000円/人でご利用いただけます。(西梅田ドロップイン:https://synth.co.jp/lounge/dropin.php)出張の際にワーキングスペースをお探しの方や時には自宅でするリモートワークを見直したい方、働く環境を1Dayだけ変えてみたいという方におすすめです。社員の作業効率を上げたいと考えている企業様もぜひ、SYNTHをご見学に来てくださると幸いです。
【参考文献】
第12回 働く人の意識調査 日本生産性本部
https://www.jpc-net.jp/research/detail/006234.html