コラム

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2022-06-29 promotion

生産性だけでなく健康にも影響してしまうデスクワーク中の姿勢 高機能のチェアやデスク選びが重要な理由

仕事の生産性には、オフィスの環境が大きく起因します。特に、長時間座りっぱなしの姿勢が続くデスクワークはさまざまな身体的・精神的な影響が考えられます。今回のコラムでは着席時の健康への影響を深掘りしながら、弊社で取り入れているラウンジ内ハイカウンター設備についても詳しくご紹介させていただきます。

悪い姿勢は臓器への負担


 
「集中力が途切れる」「再び集中するのに時間がかかる」。こんな悩みを抱える方は少なくないでしょう。外部要因として、姿勢による問題が挙げられます。悪い姿勢で座り続けてしまうと呼吸が浅くなり、肺や胃が圧迫されて脳への酸素供給不足や全身の血流悪化や疲労を招いてしまいます。座姿勢は、想像以上に大きな影響を身体に与えてしまいます。
 

座っている時間(座位時間)の長さと死亡リスクの相関関係


 
今日、いくつもの国で長時間の座りっぱなしが原因の健康被害が研究され、WHO(世界保健機関)は、長時間の座っている状態が健康に及ぼす悪影響についてガイドラインを発表し、強く警告しています。因みに、世界20か国における座っている時間(座位時間)の平均を調べると、日本人は1日に7時間も座り続けていることが判り、サウジアラビアと並んで最長の結果となっています。また、京都府立医科大学の研究グループが行った「座位時間と死亡の関係」の研究では、日中の座位時間の長さ(勤務時間や余暇時間すべてを含む)が長いほど死亡と関係することが明らかになっています。また、高血圧や糖尿病などの基礎疾患に関わらず、死亡リスクは高くなっていくそうです(基礎疾患があればリスクはより高い)。
このように、長時間の座りっぱなしは身体へ多大な影響を与えてしまうため、オフィスでの長時間のデスクワークの時間を身体的・心理的により良いものにするためには姿勢に定期的な変化を与えることが重要になってくるのです。
 

身体に合った高機能オフィスチェアとは


 
では、具体的にどのような策が打てるのでしょうか。先ずは、着座時の状態を良くするために「身体に合うデスクチェア」を選ぶ必要があります。「身体に合うデスクチェア」とは、着座時にイスの座席・背面にかかる自分の体重が適切に分散されるものです。前述の通り、身体に偏った負担がかかってしまうと臓器への負担につながります。書き作業が多い人は前傾姿勢に、PC作業が多い人は後傾姿勢になる傾向があるため、オフィスチェアを選ぶ際は両方の姿勢ができるリクラニング機能のあるものが好ましいと言えます。さらに、デスクとの理想的な高さも確認しましょう。着座時に足裏全体が床に接しているか、リラックスしている状態で肘が90度に保つことができるかといったことも、それぞれ確認したいポイントです。快適性を保ったまま長時間作業に集中できる高機能デスクチェアへの投資は、決して無駄になりません。
 

SYNTHは高機能デスクチェアを完備。スタンディングデスクとラウンジソファの交互使用でパフォーマンス向上も可能


 
弊社レンタルオフィスSYNTHビジネスセンター堂島店、西梅田ブリーゼタワー店、ビジネスセンターサテライト本町店には全専用個室に高機能デスクチェアを取り入れております。さらに、近年では多くのオフィスでスタンディングデスクが取り入れられています。これは、起立した状態は血流を良くして集中力を高められることが判ったからです。ビジネスセンター堂島店には2014年の開業当時より立ちながら作業できるスタンディングデスク(カウンター)をいち早く設け、西梅田ブリーゼタワー店、ビジネスセンターサテライト本町店にも導入しました。カウンターのそばにはハイチェアを設置し、ラウンジ内で新聞や雑誌などを読みながらリフレッシュすることも可能です。また、ビジネスセンター堂島店・ビジネスセンター北浜店・西梅田ブリーゼタワー店の各施設内のテレフォンブース内にもカウンターとハイチェアをそれぞれ設置して座りっぱなしを防ぐ環境づくりを心掛けています(※ビジネスラウンジ内も通話可能)。人間工学の研究では、座位と立位を交互に行うことで座位のみでの作業に比べて疲労を軽減することが明らかになっており、健康を維持しながら最大限のパフォーマンスを発揮することが期待できます。作業や商談ができる机・イスだけではなく、ゆったりとくつろいでいただけるソファ席もあるので、ぜひご活用ください。
 
すべての会員様のビジネスの発展に寄与するだけではなく、より長くより快適にお過ごしいただけるための環境を常に整えております。実際にご覧いただけますので、お気軽にお問い合わせください。
 
 
《参考文献》
「WHO身体活動・座位行動」 公益社団法人 日本WHO協会
https://japan-who.or.jp/jp-service/onestop/
 
【論文掲載】座っている時間が長いほど死亡リスクが増加する ~その効果は、余暇時間の運動活動量を増やしても、完全に抑制されない~
京都府立医科大学 お知らせ
https://www.kpu-m.ac.jp/doc/news/2021/20210625.html
 
Effect of Underlying Cardiometabolic Diseases on the Association Between Sedentary Time and All‐Cause Mortality in a Large Japanese Population: A Cohort Analysis Based on the J‐MICC Study
「Journal of the American Heart Association」 2021年6月14日掲載論文
https://www.ahajournals.org/doi/10.1161/JAHA.120.018293

浅田 晴之(2018)「活躍する人間工学専門家-立ち姿勢を取り入れたオフィスの新しい働き方-」
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jje/54/Supplement/54_S8-1/_pdf/-char/ja