セミナーレポート

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[2025/01/15]

【SYNTH西梅田ブリーゼタワー】「韓国・ソウル、本を巡る報告会…まちライブラリー礒井純充」が開催されました!

皆さまこんにちは!
大阪・梅田・堂島・淀屋橋・北浜サービスオフィスSYNTHです。

さて、今回のブログでは、西梅田ブリーゼ店で先月17日に開催されましたイベント
「韓国・ソウル、本を巡る報告会 まちライブラリー礒井純充」
についてお伝えしたいと思います!
 
このイベントでは、
韓国・ソウルの視察報告会やソウルとの比較から大阪に焦点を当てた鼎談を、
まちライブラリー提唱者である、礒井純充様
同じくまちライブラリー事務局、川原沙英子様
そしてレンタルオフィスSYNTHブリーゼ西梅田店のブックラウンジにて本の提供とメンテナンスを担当していただいている、
スタンダードブックストア中川和彦様
のお三方で語り合っていいただきました!
 
 
イベントではまず、「韓国・ソウル視察報告会」として、
川原沙英子様から、2024年8月に訪問した韓国・ソウルの本のある空間や独立系書店の視察報告を行っていただきました。
 
今回の韓国視察では、①図書館・本・出版に関する施設、②書店、の2つの観点から多くの場所に訪れたようで、様々なお話をお伺いすることができました。


①図書館・本・出版に関する施設については、 ソウル図書館ソウル野外図書館バジュ知恵の森ピョルダマン図書館などを紹介していただきました!
 
韓国は国家プロジェクトで、ソウルを本の街にしようとしているようで、
広場や川沿いに椅子を設置した野外図書館や、一つの観光資源にもなっている図書館など、
日本にはない形のものばかりで驚きの連続でした‼

  

https://www.standardbookstore.net/2024/12/01/241217/              https://www.standardbookstore.net/2024/12/01/241217/

②書店については、 カフェが併設しており、雑貨の取り扱いもある「ARC-N-BOOK」や、古株のキュレーション書店と知られている「Thanks Books」など、様々な形態の書店を紹介していただきました。
 
韓国では、2014年以降に独立系書店の開業ムーブメントが起き、
大型書店・中型書店・古書店といった既存の書店がさまざまな生存戦略を採ってきたようで、
書店それぞれに個性を感じることができました!
 
 
 
https://www.standardbookstore.net/2024/12/01/241217/                 https://www.standardbookstore.net/2024/12/01/241217/
 

韓国・ソウル視察報告会の次は、礒井純充様、川原紗英子様、中川和彦様のお三方の鼎談が行われました。
 
「本の活動における空間づくりと個人の力の意義、そして大阪をマイクロ・ブックカルチャーの拠点に!」というのをテーマに様々なお話をお伺いすることができました。
 
歴史的にも個人の力が集積する大阪ならではの軽出版や軽書店の可能性や、
礒井純充様が提案する大阪マイクロ・ブックカルチャ―構想などについて語り合っていただいたのですが、
 
他の都道府県に比べ、大阪の人が多く「まちライブラリー」を登録しているというのは、
無料でかつ自由に利用することができるというのが大阪人の気質に合っていたのが理由かもしれないということや、
大阪という商売の街で、個人個人が儲けや面白さを理由に商売をすれば、個性的な街ができるのではというお話をお伺いすることができて、とても興味深かったです。



https://www.standardbookstore.net/2024/12/01/241217/

今回のイベントを通して、本の街を目指している韓国・ソウルの様子や、大阪という街の今後の可能性について学ぶことができ、
我々SYNTHスタッフ一同にとっても、良い経験になりました!!
たくさんのご来場、ありがとうございました♪
皆さんも是非一度お近くの「まちライブラリー」に足を運んでみてはいかがでしょうか??
 
以上、
大阪・梅田・堂島・北浜レンタルオフィスSYNTH(シンス)ブログでした!!
次回のSYNTH(シンス)ブログもお楽しみに♪